【40代の不妊治療記録⑤】41歳、子宮内膜ポリープ切除術|2泊3日の入院と術後の痛み

40代の不妊治療記録

 

前回は、卵管造影と初めての人工授精を経て、子宮内膜ポリープが見つかり、手術を優先することになったところまでを書いています。
▶ 前回の記事はこちら

※この記事は、私が2022年に受けた不妊治療の体験記です。手術内容や痛み、術後の経過には個人差があります。気になる症状や治療については、担当の医師にご相談ください。

2022年8月。

卵管造影で疑われ、子宮鏡検査で複数見つかった子宮内膜ポリープを取るため、手術を受けることになった。

これでポリープを取れば、また不妊治療を再開できる。

そう思っていた。

ただ、

「そんなに痛くないですよ」

と聞いていた私は、少し油断していた。

私の場合は、普通に痛かった。

 

手術を受ける病院は、通っていたクリニックの系列にある大きな病院。

家からは車で約3時間かかる場所だった。

もっと近い病院でも手術はできたけれど、

「系列の病院の方が検査結果のやり取りもスムーズですし、手術にも慣れている先生がいます」

と説明を受け、系列病院で受けることにした。

距離はある。

でも、不妊治療のクリニックと連携している安心感を優先した。

8月26日の手術に向けて、7月から術前検査も始まった。

採血、血液型、胸部X線など。

この術前検査で、41歳にして自分の血液型がB型だったことも判明。
ずっとO型だと思っていた。

 

入院当日

2泊3日の入院。

手術そのものより、入院すること自体が初めてで少し緊張していた。

病院までは電車でも3時間程かかって遠かったので、姉が車で送ってくれた。

本当は電車とバスで行くつもりだった。

41歳。

一人で病院くらい行ける。

……と思っていた。

でも結果的には、送ってもらえて本当によかった。

退院するときの私は、とても一人で長時間の電車移動をする気になれなかったからだ。

子宮鏡下ポリープ切除術

今回受けたのは、子宮鏡を使って子宮内膜ポリープを切除する手術。

子宮の中にできていた複数のポリープを取ってもらった。

手術前は、

「ポリープを取れば、ようやく治療を再開できる」

という気持ちが大きかった。

人工授精を始めたばかりなのに、ポリープが見つかって治療はいったん中断。

41歳。

正直、

「手術している間に時間が過ぎていくの、大丈夫かな」

という焦りもあった。

でも、着床する場所にポリープがあるなら、まずは取るしかない。

「ででん」と居座っていたポリープには、ここで退去していただくことになった。

術後の痛みについて。

手術前の説明では、

「術後はそこまで痛くない」

と言われた記憶がある。

そのため、

「まあ、そんなに痛くないなら退院後はすぐ仕事もできるだろう」

くらいに考えていた。

ところが。

術後は、普通に痛かった。

ものすごい激痛がずっと続くわけではない。

でも、生理痛のような重い痛みがじわじわ続く。

起き上がる。

歩く。

トイレに行く。

その一つひとつが、思っていたよりしんどかった。

「痛くないって聞いてたんだけどな」

何度か心の中で思った。

もちろん、痛みの感じ方には個人差がある。

ただ、少なくとも私の場合は、

“全然平気”ではなかった。

退院翌日に仕事を入れていた

2泊3日の入院を終えて退院。

そして私は、

翌日から仕事だった。

アパレル販売なので、基本は立ち仕事。

歩く。

しゃがむ。

洋服を持つ。

接客する。

今考えると、

なぜ休みにしておかなかったのか。

当時は、

「ただでさえ入院で迷惑をかけてるから、すぐ復帰しなくちゃ」

そんなことばかり考えていて、退院後すぐ仕事に戻っていいのか、病院に確認するのを忘れていた。

そして、また頼ったのがネット情報。

検索すると、退院後すぐ仕事に戻ったという体験談も見つかった。

「じゃあ私も大丈夫かな」

そう思ってしまった。

でも、私は全然違った。

本当に人による。

普通に歩くのもしんどい。

今なら当時の自分に言いたい。

そこ、休みにしときな。

仕事復帰のタイミングは人によって違うと思う。

でも私は、退院翌日に仕事を入れたことをかなり後悔した。

術後も続いた地味な痛み

手術後は、癒着を防ぐための器具が子宮の中に入っていた。

これも事前には、

「そんなに痛くない」

という説明。

でも私の場合は、これも地味に痛かった。

ずっと強い痛みが続くわけではない。

器具が、

「私、ここにいますよ」

と毎日存在を主張してくるような感じ。

痛み止めを飲まないとしんどい日もあった。

だから、器具を外したときはかなりホッとした。

術後の確認まで、思ったより時間がかかった

11月に子宮鏡で、子宮の中をもう一度確認した。

結果は、

ポリープの再発なし。

子宮の中もきれいになっていた。

あれだけ「ででん」と居座っていたポリープたちは、無事に退去。

ようやく、

「これで治療を再開できる」

と思えた。

手術を受けたのは8月。

治療再開まで、思っていたより時間がかかった。

41歳の私には、その数か月も長く感じた。

でも、受精卵を迎える場所を整える時間だったと思えば、必要な遠回りだったのかもしれない。

卵管造影。

初めての人工授精。

ポリープ発覚。

そして手術。

治療が進んだと思ったら立ち止まり、

また進んだと思ったら確認。

なかなか一直線には進まない。

でも、子宮の中はきれいになった。

次は、2回目の人工授精。

そしてその先で、

いよいよ体外受精に進むことになる。

のえメモ💡

  • 2022年8月26日|子宮鏡下ポリープ切除術
  • 2泊3日の入院
  • 複数の子宮内膜ポリープを切除
  • 術後は癒着予防の器具を子宮内に留置
  • 私の場合は、術後も生理痛のような痛みが続いた
  • 退院翌日に仕事へ復帰したが、かなりきつかった
  • 11月17日|セカンドルック子宮鏡
  • ポリープの再発なし
  • 子宮内がきれいになったことを確認
  • 不妊治療再開へ

今回の通院記録

2022年8月3日|手術の説明
支払額:380円

2022年8月16日|術前の確認など
支払額:2,189円

2022年8月26日〜|子宮鏡下ポリープ切除術・3日間の入院
医療費窓口負担相当額:57,600円
入院時食事などの自己負担額:1,380円

 

食事療養費まで含めた8月の自己負担額:61,549円

2022年10月

10月18日|術後の器具(避妊リング)抜去
婦人科受診・超音波検査・避妊リング抜去
支払額:23,892円

10月の自己負担額:23,892円

2022年11月

11月17日|セカンドルック子宮鏡
子宮ファイバースコピー
支払額:2,680円

11月の自己負担額:2,680円

 

ちなみに今回の入院、手術では生命保険の給付金が出て、自己負担分はほぼカバーできた。
たぶん少しプラスになったくらい。

長年ほとんど病気をせず、入院も今回が初めて。
保険を使う機会もなかったので、
「入っててよかった」と思った瞬間だった。

※金額は当時の記録をもとにしています。高額療養費制度などの適用状況や自己負担額は、所得区分・加入している健康保険などによって異なります。

この記事について

この記事は、2022年に私自身が経験した不妊治療と子宮内膜ポリープ切除術をもとに書いています。

手術方法や入院日数、術後の痛み、仕事復帰までの期間などは、医療機関や個人の状態によって異なります。

最新の情報や治療については、医療機関や公的機関の案内をご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました